三島 正(みしま・ただし)
1964年、東京生まれ。週刊誌や月刊誌の写真記者を続ける一方でビデオカメラを手にディレクターとしても活動。脳死が人の死か否かが論争される最中には、その狭間で揺らぐ現場を写真ルポ。近年は、「生と死の在り方」に端を発した自身のテーマを、写真作家として「この世界の在り様を紐解く」へと掘り進める。写真集「公僕」(メディアファクトリー)で第7回週刊現代ドキュメント写真大賞「人物フォトルポルタージュ部門賞」を受賞。最新刊は写真集「Flat」(TMG House)。
1964年 東京都生まれ
1985年 東宝アドセンター株式会社(現TOHOマーケティング株式会社)
1886年 フリーランス
主な仕事
1991年「脳死」(小学館「週刊ポスト」誌に発表)|1992年「移植」(小学館「週刊ポスト」誌に発表)|1996年「脳医療」(講談社「週刊現代」誌に発表)|1998-1999年「女、旅に生きる」(新潮社「新潮45」誌に連載)|2000年「ニッポンの仕事ー公務員群像」展(写真展/時事画報社記念事業/東京都写真美術館)|2001年「公僕」(写真集/メディアファクトリー刊)|「障害犬タローの毎日」(佐々木ゆり氏と共著/アスペクト刊)|「ありがとう障害犬タロー」(小森泰治氏と共著/アスペクト刊)|1993-2013年杉山隆男氏の自衛隊取材に参加(杉山隆男氏著「兵士に聞け」「兵士を見よ」「兵士を追え」「兵士に告ぐ」「兵士になれなかった三島由紀夫」「兵士は起つ」「兵士に聞け 最終章」で写真を担当)|2007年「ニッポンの兵士たち」(写文集/時事画報社刊)|2009年「工場猫物語」(ノンフィクション/河出書房新社刊)|2009年「政治家の肖像がある風景」(日本カメラ社「日本カメラ」誌に発表)|2017年三井寺文学散歩(福家俊彦氏著/撮影&フォトディレクション/三井寺刊)|2017年「壁の中」【新装愛蔵版】(後藤明生氏著/写真を担当/つかだま書房刊)|2018年三井寺の精進料理(福家俊彦氏著/フォトディレクション/三井寺刊)|2023年「Flat」(写真集/TMG House刊)|2023年「Flat」展(OM System Gallery)